27歳がTinder使い始めたら現実を突きつけられた #1 始まりのTinder
明けましておめでとうございます、上條です。
新年ですが、みなさまどうお過ごしでしょうか?
私は大学院生なのですが、大学はもう冬休みに入っているので、研究を進めたりブログのネタを考えたりして過ごしています。
そんな中、ふと思い立ちまして、一か月ほど前からTinderをインストールして出会いを探していました。
いきなりなんだと思うかもしれませんが、27歳の大学院生にとって、異性との出会いは深刻な問題です。
予想はつくでしょうが、大学院生に出会いはありません。断言できます。
国文学や心理学などの分野であればある程度女性が多いのですが、多くの学問分野において、女性より男性の割合の方が多いのではないでしょうか(実際に統計をとっているわけではないのですが)。
問題は、女性の少なさのみにとどまりません。男性側の経済事情もあります。
大学院生とはいえ学生なので、経済力も学生並なわけです。
そりゃ死ぬほどバイトすればそんなでもないのですが、わざわざ新卒カードを捨ててまで進学を選んでいるわけですから、勉強の時間を割いてまでバイトをしていては本末転倒なわけです。進学する目的を考えれば、貧乏なのはある程度不可抗力なのです。
しかしながら、20代後半で学生並の経済力の男性に魅力を感じる女性がいるのか、という話なんですよね。答えはNOでしょう。私が女性の立場でも、それはちょっとキツいです。
ちょっとこの話自分でしてて悲しくなってきたからやめようか。
要するに、クリスマスが近くて寂しくなった27歳の大学院生がTinderで出会いを探してみたよっていう記事の第一弾です。
結論からすれば、2018年12月28日現在、私は出会えてません。
この時点で「なんだ出会えてねえのかよ、使えねえわ、カス。」という人はここでブラウザバックを押してもらってもかまいません。
まず、Tinderというアプリの説明から始めましょう。
累計マッチ数300億。Tinder®(ティンダー)は世界のどのマッチングアプリよりも、たくさんの出会いを提供しています。どこに行こうといつもそばにいる、頼りになるあなたのサポート役と思ってもらえたらうれしいです。新しい人たちに出会いたい。つきあいの範囲を広げたい。旅先で現地の人に会ってみたい。あるいはただ、いまここで楽しみたい。Tinderはそんなあなたに、ぴったりのアプリです。Tinderが「世界一ホットなアプリ」と呼ばれるのには理由があります。そこで毎日2600万以上のマッチが生まれているから。そんなマッチングアプリは、他にはないでしょう?(Google playのアプリ説明より引用)
マッチングアプリ、いわゆる出会い系です。出会い系というと、私のようなガラケー世代からするとスタビやハッピーメールなどの出会い系サイト名とともに、「サクラ、ヤリモク」など、負のイメージがつきまといます。しかし、スマホが台頭してからというもの、このTinderや、あるいはタップルなどといったアプリが、マッチングアプリという名称を掲げ、出会い系サイトとは違ったクリーンなイメージを強調して、YoutubeやFacebookなどのSNSに広告を展開しているのを目にすることが多くなってきました。そのためTinderはスマホ世代にとっての新たな出会い系と呼べるかもしれません。
ただし、一か月Tinderを使い続けてきた私からすると、大した違いはありません。
さて、このTinderが従来の出会い系と大きく異なる点は、女性とメッセージのやり取りをするのに「マッチング」という工程を踏まなければならないという点です。
まずアプリをインストールすると、自分の顔写真やプロフィールを設定させられます。この点は、他の出会い系と変わりませんね。
これが終わると、GPSの機能を使って、自分が現在いる位置に近い人から、女性のプロフィールがピックアップされてきます。
自分の位置から半径何メートルまでの人をピックアップするのか、というのと、何歳から何歳までをピックアップするのか、というのは、設定で変更できます。
あとは、ピックアップされた女性の顔写真やプロフィールを見て、その人を「いいね」と思えたら右にスワイプ、そうでないなら左にスワイプするだけです。
この時点では何も起こりません。一方、同じようにアプリを使用している女性たちの側にも、自分のプロフィールがピックアップされています。その中にあなたを「いいね」した人がいて、なおかつその人が、あなたが「いいね」した人であったなら、マッチが成立します。
マッチが成立するとアプリから通知が来て、その女性とのやり取りが始まります。逆に言うと、自分がどんなに気に入った女性であっても、相手の側があなたを「いいね」しなければやり取り自体が始まりません。しかも、自分が「いいね」したということの通知は相手に届きません。完全に運ゲーなわけです。他方、男性女性ともに一応お互いを「いいね」と思った、という前提から会話が始まるので、どちらかが一方的に相手を選んでメッセージを送る必要がある従来の出会い系と比較すると、最初の会話にかかるプレッシャーは低いと言えそうです。
とまあ、これがTinderの概要でしょうか。利点としては、男女がお互いに「いいね」をしあって、マッチングするところから本格的なコミュニケーションが始まるので、最初の会話がしやすい、ということ。欠点としては、相手が自分を「いいね」してくれるか否かは完全に運ゲーである、ということです。
基本的な流れをみれば、以上のような利点、欠点が見出せるのですが、実際に使ってみると、さらに多くの問題点等が浮き彫りになってきました。そこで、次回は実際に使ってみての感想などをまとめてみたいと思います。
次回をお楽しみに。